[企業経営、商店街・まちづくりのアドバイザー]
「めぐろ診断士会」は、NPO法人 目黒中小企業診断士会の略称です。
寒波の到来を告げる1月14日(土)、われらが目黒中小企業診断士会は、羽田空港の視察へと訪れました。我が会のシンボルである佐々木理事長を欠き、総勢5名とやや寂しい視察会となったものの、そこはみな知ったる仲、和気藹々とした雰囲気で視察を行ったのでありました。
さてさて羽田空港国内線第2旅客ターミナルに14時集合、となっていたものの、私が間違えて第1旅客ターミナルに行ってしまったため、そこから皆さんに集合するまで30分視察が遅延するという申し訳ないスタートとなりましたが、そこはご先輩方の皆様、笑顔で許してくださいました。ようやく集合がかなったので「ずんだ茶寮」で、ずんだの香りたっぷりのずんだシェイクを堪能。その後空港ビル展望デッキから飛行機をウオッチング。寒い日であるのにもかかわらず、おそらく登場待ちの人と、飛行機大好きな子供たちでいっぱいでした。ANAの飛行機のほか、東京湾を一望でき、遠くにはかすかにスカイツリーが垣間見える!飛行機はひっきりなしに離発着するので、見ている分には飽きません。離着陸の際の轟音が次から次へと聞こえるので迫力満点! 駐機している機材や、着陸後に滑走路を動いている機材も多いので、常に飛行機の動きを楽しむことができました。
無料循環バスにのって次に訪れたのが、第1旅客ターミナル。こちらは主にJALが離発着します。展望デッキからの眺めは、第2旅客ターミナルと違い、滑走路の奥には川崎の工場群を臨むことができます。川崎の工場群は夜景ツアーがあるくらいなので、きっと夜ならばロマンチックになるんだろうな、と想像を掻き立てられます。
最後に訪れたのは国際線ターミナル。国際線ターミナルは、近未来デザインのターミナルビルである一方、江戸情緒ある商業施設、バリアフリーやユニバーサルデザインが徹底された施設の数々の備え、新しい羽田空港国際線ターミナルは最新の技術と日本の伝統を反映させた未来型の空港といえると思います。最初に訪れたのが、3階出発ロビーの奥、出国審査場の上階部分にあたる4、5階がメインの商業施設。その名前はEDO MARKET PLACE。コンセプトは「Made in Japan ~羽田Only One~」。江戸情緒いっぱいのエリアです。外国人観光客の最後の楽しみといってもいいかもしれません。4階は、江戸小路と呼ばれる江戸情緒あふれた街並みを再現。中央にはイベントスペースの「江戸舞台」もあって、日本文化の発信にも一役買いそうで、イベントをやっていない時でも、見ているだけでワクワクしてしまいます。
江戸小路の奥には江戸前横町というエリア。回転ずし、おでん屋、だし茶漬けを楽しむことができ、出発前の最後に日本食を食すにはもってこいの場所です。4階は、江戸情緒に浸るためのノスタルジック感を存分に堪能することができます。5階部分はTOKYO POP TOWNと名付けられた、アミューズメントパーク。中央は展望デッキとなっています。国際線は日中帯にはあまり飛行機の離発着はないのですが、それでも子供連れをはじめ、多くの方が飛行機見たさに展望デッキに集まっていました。この階には、子供が喜ぶスロットカーレーシングのサーキットがあったり、女性やカップル客が楽しめるプラネタリウムがあったりと、4階とは異なる雰囲気。飛行機の離発着が少ない日中帯でも多くの人で込み合っていました。
さてさて羽田空港を十分に堪能した一行は、新年会の会場である蒲田へ移動。まだ新年会には時間があったので、京急蒲田駅からJR蒲田駅に続くアーケード商店街をぶらぶら散策。ここはノスタルジック感を十分に堪能できる商店街でした。今は少なくなったビデオ屋さんが集まり、串揚げ屋やちょっとしたスナックが軒を連ね、往年のお父様方を虜にしてしまう感じ。古き良き時代を感じられる、ある意味不思議な空間でした。また蒲田は温泉がいっぱいある街でも有名。時間がある方はぜひ訪れてみてください。
そして最後は、恒例の新年会!蒲田にある「鰻 若松」にて、あつーい熱燗を、てんぷらやウナギで十分に堪能した一行は、熱く目黒診断士会の今後を語りつつ、満足しきって、家路についたのでした。
(めぐろ診断士会 夏目 晃年)
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