「めぐろ診断士会」は、NPO法人 目黒中小企業診断士会の略称です。

活動紹介

第61回目黒区商工まつり 参加報告

2024年11月9日(土)〜10日(日)の2日間(11月8日(金)は前夜祭)、目黒川沿いの目黒区民センターを主会場に、第61回目黒区商工まつり「目黒リバーサイド フェスティバル」が開催されました。(主催:目黒区商工まつり運営委員会)

NPO法人目黒中小企業診断士会は、後援団体として11月9日(土)〜10日(日)の2日間、会場の体育館の一角にブースを設け、クイズを通して目黒区民の皆様との交流と中小企業診断士の知名度向上を図りました。

  • 目黒区商工祭りの看板

    目黒区商工まつりは、区内で商工業を営む方々が製品を展示・宣伝することで区民の理解を深め、地域社会に貢献する企業姿勢をPRすることを目的として毎年開催されています。第61回を迎えた今回は「わりと美味いし、楽しいし、目黒の商工まつりだし」という親しみやすいキャッチコピーを掲げ、高齢者から就学前の子どもまで幅広い区民が参加しました。

    会場の中庭では、一日中屋台から香ばしい匂いが漂い、子どもたちの元気な笑い声が響き、それを見守る高齢者の姿も見られました。最近では珍しくなった「近所の空き地」のような温かさと「縁日」のような賑わいを感じることができました。

    期間中には様々なイベントも開催され、多くの人が参加しました。前夜祭では、目黒区民センターホールで目黒区商工まつり経済講演会「不動産オーナーが地域を活性化する賃貸住宅と街づくりの関係性」が開催されました。初日のオープニングセレモニーでは、区民センターホール前広場で開会宣言、来賓紹介に続きチアパフォーマンスが行われました。その後も、目黒区民センターホールで特別企画:講演「家族で知ろう、宇宙開発の今」、都市ボーイズによる都市伝説トークショー、2日目には東京音楽大学吹奏楽アカデミーによるクラシックコンサートなどが行われました。

    中庭では、産地直送品の販売(宮城県角田市・気仙沼市、石川県金沢市、福島県三春町・飯舘村、群馬県前橋市、山梨県笛吹市、長崎県佐世保市、目黒石川県人会)や出張輪島のミニ朝市が開催されました。特に、出張輪島のミニ朝市には多くの人が集まり、能登の震災復興を支援したいという区民の温かい気持ちが伝わってきました。

    その他にも、目黒警察署による電動キックボード試乗・安全講習、白バイ乗車写真撮影、ストリートラグビー、警察署・消防署・自衛隊の制服試着体験、ロボット教室、箸作り・アクリル製品(プラ板)作り・ポシェットなどの小物製作・バスボム(入浴剤)製作などのワークショップなど、多彩な催しが行われました。

    子ども店員の特設ショップも開催されました。これは、区民センター児童館を利用する子どもたちが職業体験として区内企業の商品を販売するもので、昨年同様に(一社)東京都中小企業診断士協会城南支部と当会が共催しました。

  • 出展ブースの様子

    一方、NPO法人目黒中小企業診断士会のブースが設けられた体育館では、目黒区内の企業や団体がブースを連ね、来場者にそれぞれの特徴を積極的に説明していました。

    当会のブースでは、昨年同様に「中小企業診断士って何?」と題した親子で楽しめるクイズを行い、153名の方にご参加いただきました。クイズ参加者への景品プレゼントを通して、特に小学生や未就学児とその保護者の方々に中小企業診断士に対して良い印象を持っていただくことができたと感じています。
    将来、ここに訪れた子どもたちが目黒区で起業し、中小企業診断士に相談に訪れる姿が目に浮かぶようでした。

    今年も関係者の皆様のご協力により、無事目黒商工まつりを終えることができました。目黒区の将来を担う子どもたちやその家族と直接触れ合う中で、改めて地域経済および地域社会の活性化に寄与する活動に取り組んでいくことの大切さを実感する機会となりました。

(星野 純)

前のページに戻る >>