[企業経営、商店街・まちづくりのアドバイザー]
「めぐろ診断士会」は、NPO法人 目黒中小企業診断士会の略称です。
目黒中小企業診断士会は平成15年に11名の任意団体として設立され、平成24年9月にはNPO法人として新たなスタートを切りました。
会員は、令和2年4月1日現在で48名(正会員46名、賛助会員1名、顧問1名)となり、また総務部・経理部・広報部・渉外部・能力開発推進部・地域支援部が連携しながら、地元目黒への貢献を目指し活発に活動しております。
さて、毎年5月に目黒雅叙園で開催するのが通例の総会ですが、今年は新型コロナウイルス感染症のため、7月25日に中目黒の目黒銀座会館にて開催され16名の会員が出席しました。いつもなら盛大に開催される懇親会も今年は中止となりました。
会場では徹底的なコロナ対策が考慮され、換気・席間距離の確保・シューズカバーの着用・マスクの着用・アルコール除菌などが実施されました。
佐々木議長の進行のもと、「令和元年度会員動向等に関する件」の報告に続き、第1号議案「令和元年度事業報告並びに同決算報告書承認に関する件」、第2号議案「令和2年度事業計画案並びに同活動予算案承認に関する件」、第3号議案「役員の任期満了に伴う改選に関する件」が審議され、原案どおり全会一致の拍手をもって承認されました。
第1号議案「令和元年度事業報告」では、第56回目黒区商工まつりへの出展や、地域団体が主催するセミナーへの講師派遣、会員向け研修会や視察会の開催といった活動の活発な実施状況が報告されました。第2号議案「令和2年度事業計画案」は、商工まつり中止のため出展予定が無くなるなど、コロナの影響を受けた内容となりました。第3号議案では役員・監事の改選が行われ、役員11名・監事2名が選任されました。今回は全員が留任で新任はいませんでしたが、新たに選任された理事により早速臨時理事会が開かれ、新しい期の体制が決定しました。令和2年7月25日付で発足した新体制では、副理事長が3名となり総務部・地域支援部の部長が新任となりました。
総会の終盤、当会顧問の青木英二目黒区長に会場へ駆けつけていただきました。任期更新の年であったため、佐々木理事長から改めて委嘱状が手渡され、引き続き顧問をお引き受けいただきました。青木顧問は就任ご挨拶の中で、目黒区のコロナの現状、拡大防止に向けた取組、目黒区報に掲載中の「みんなで乗り越える」リレーメッセージの紹介をいただきました。また、大変な状況下、中小企業を支援する診断士の役割について感謝と期待のメッセージを頂戴しました。
社会的な混乱や経済的な困窮など区民や区内事業者の置かれた困難な状況を受けて、我々中小企業診断士ができることは何か、目黒診断士会ができることは何かを考え、貢献に向けていっそう奮起しなければと感じました。
(橋本 良一)
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