[企業経営、商店街・まちづくりのアドバイザー]
「めぐろ診断士会」は、NPO法人 目黒中小企業診断士会の略称です。
NPO法人 目黒中小企業診断士会では、地域支援部活動の一環として、学芸大学東口商店街にて「来街者アンケート」を実施し、アンケート調査・分析内容をもとに商店街振興組合への報告会を実施しました。
学芸大学東口商店街は、東急東横線 学芸大学駅の東口から東へ目黒通りに至るまでの220店舗からなる商店街です。約半数を飲食店が占め、約20%が物販店、残りの30%がサービス店等となっており、かつては約70%が自営店でしたが、現在は約20%程度となっています。
イベントを年に数回実施しており、夏場に催されている「キャベツ祭り」は、今年、全国紙に取り上げられるほどの賑わいとなりました。
NPO法人 目黒中小企業診断士会では、学芸大学東口商店街への来街者に対して、2013年10月12日、13日の2日間、対面インタビュー形式でのアンケートを実施しました。
アンケート調査では、属性情報、来街手段、目的の他に、イベント、防犯、喫煙等に対する意見等を伺い、2日間で309名の方からのご回答を頂きました。そして、調査結果を集計・分析の上、商店街の現状把握、今後の活性化に向けた提言に関する報告書を作成し、商店街振興組合の皆さまへ提出しました。
アンケート調査報告書をもとに、11月25日に商店街振興組合 事業部長の今井様、目黒区商店街連合会 専務理事 伊藤様を含む6名の方々にご出席頂き、報告会を実施しました。報告会では、アンケート分析結果だけでなく、他商店街の参考事例などをご紹介させて頂き、商店街の皆さまからは現状の施策やご苦労などについて率直にお話頂くなど、2時間近く討議させて頂き、非常に有意義な内容となりました。
地域の方々との深いお話は、実際に目黒区に在住している会員の多い当会にとって非常に身近なテーマばかりで、多岐に渡り共感するばかりでした。商店街振興組合の皆さまも当会会員も、生まれも育ちも目黒区であったり、在住期間が半世紀を超えていたり、目黒区の魅力や変遷を肌で感じているもの同士の討議は非常に熱いものになったと感じております。