[企業経営、商店街・まちづくりのアドバイザー]
「めぐろ診断士会」は、NPO法人 目黒中小企業診断士会の略称です。
去る2012年3月24日、年度行事の一つである『春季研修会』が、目黒区中目黒2丁目にある中目黒住区センターにて開催されました。今年は冬が例年より寒かった影響で、桜の名所目黒川沿いの桜もまだ小さなつぼみのままで、川沿いにある住区センターも桜が待ち遠しいと言った感じで比較的静かな様子でした。
当日の天気も「晴れてはいるが、一時的に強い雨が局地的に降る」と言った予報で、前夜のTVショーの予報からも二転三転しているような感じで、場所によって天気が違っている様子です。
そんな中、本日の講師岩田修先生は「3時から4時の間にザッと降る程度だよ」と見事に言い当てておりました。それもそのはず、岩田先生は中小企業診断士(当会会員でもあります)でありながら気象予報士でもあり、一般社団法人日本気象予報士会専務理事の重責も担っていらっしゃる「天気予報のプロ」ですから(笑)。
となれば、研修テーマも「天気予報と経済」。
天気予報や防災の仕組みや制度、それに関わる事業者の事情などを解り易く且つ明朗に話される姿はまさにプロフェッショナル。内容も「ウェザーマーチャンダイジング」「生活気象マーチャンダイジング」といった耳慣れないタイトルでしたが、気象がもたらす人間の欲求をビジネスに応用する術を実例をあげながら、大変解り易くレクチャーして頂けました。また、新ビジネスである天気デリバティブなど時間を追うごとに先生のお話しも我々の質問も熱を帯び、とても半日では短すぎるという雰囲気で終了まであっという間でした。
研修会終了後に外に出てみると、岩田先生の予報通りにひと雨降った街は湿気を帯びていました。しかし、我々診断士会の熱気は冷めることなく研修会後の懇親会に持ち込まれ、ちょっと早めの花見と称して、話しの華が咲くのでした。
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